2018年12月26日水曜日

ルートで、コンソール出力が読めない

普通に日本語環境をインストールしたDebian で Ctrl+Alt+F1 でルートになると、コンソール(システムコンソール)出力がが読めない(縦長の菱形文字化け &blacklozange;)。


ちなみに
# echo $LANG 
ja_JP.UTF-8 ←(LC_ALLとLANGUAGEは設定なし)
# cat /etc/default/locale
#  File generated by update-locale
LANG="ja_JP.UTF-8"


fbterm による対応

・読めるようにする。

fbterm パッケージをインストール。
$ sudo apt-get update; sudo apt-get install fbterm;

CTRL+ALT+F1でルートになって、
# fbterm
# ls
ダウンロード  テンプレート  デスクトップ  ドキュメント  ビデオ   音楽  画像 公開
↑読めるようになった。

fbterm 終了は、
 # exit または Ctrl+D
表示フォントを大きくするには、# fbterm -s 16 や # fbterm --font-size=20 としてやる。
デフォルトのフォントサイズは ~/.fbtermrc に記載の font-size=12となっている。 font-size=16 などにしておけば、オプション入力は必要ない。


・書けるようにする。

uim-fepuim-anthy のパッケージをインストールし、fbterm上で使用する。

ルートに設定ファイル .uimを作る。
例 Ctrl+space で全角 on / off
~/.uim 
(define default-im-name 'anthy)
(define-key generic-on-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))

使うには、
# fbterm -- uim-fep
または
# fbterm
# uim-fep

Ctrl+spaceの on / offで、画面左下に anthy[Anあ R ] / anthy[An_ R ]と表示される。


# ls ドキュメント (←コンソールに'ドキュメント'と打てる)
test.txt  メモ帳.txt

2018年12月19日水曜日

ハードディスクは何だっけ?

パソコンにハードディスクを追加すると、どれが何だか忘れてしまう。

(Debian/GNU Linux StretchとKDEにて)

・接続ハードディスクをデバイスから調べる
$ df
/dev/sda1         19091540   8070860  10027812   45% /
...
/dev/sda4         46568848  33648720  10524788   77% /home
tmpfs               758480        24    758456    1% /run/user/1000
/dev/sdb1        97676000
...
などから、sdasdbとわかる。その後の番号はパーティションとマウントされているポイント。(マウントポイントを見るには findmnt コマンドもある)

・同じく、ハードディスクの接続は?
$ lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda      8:0    0 931.5G  0 disk
├─sda1   8:1    0  18.6G  0 part /
├─sda2   8:2    0     4G  0 part [SWAP]
 ....
sdb      8:16   0 931.5G  0 disk
└─sdb1   8:17   0 931.5G  0 part /media/...
....
などから、sdaとsdbとわかる。


・ハードディスクの型番を見る
$ sudo hdparm -i /dev/sda
/dev/sda:
 Model=WDC WD10EZRX-00A8LB0, FwRev=01.01A... SerialNo=WD-WCC...
 ...
 Western DigitalのWD10EZRXだとわかる。

 ついでに sdbは
$ sudo hdparm -i /dev/sdb
/dev/sdb:
 Model=WDC WD10EARS-00Y5B1, FwRev=80.....
...
WD10EARS だとわかる。

KDE パーティションマネージャ(パーティション編集ツール)でも デバイス名(/dev/...)や型番がわかる。

Gparted でも、表示→デバイスの表示から型番やパスがわかる。


gsmartcontrolでは、デバイス名(dev/sdb...) ハードディスク型番とS.M.A,R.T (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) からの情報が読めて、パフォーマンステストが行える(テストで、Completed without error.など表示される。)



・PCケースを開けて直接見る・・・面倒ですが確実。

* gsmartcontrol, Gparted, KDE パーティションマネージャ にしても、外付けハードディスクの型番は読み取れない様子。


2018年11月11日日曜日

KDE5 壁紙, 背景

Debian/GNU linux (Stretch) 上の KDE plasma 5 ディスクトップで、壁紙とか背景設定。

・ログイン
 KDEシステム設定→(ワークスペース)起動と終了→ Login Screen (SDDM) テーマ
・ログイン後の起動中
 KDEシステム設定→(外観)ワークスペーステーマ→ Splash Screen

grub起動で、/etxc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="nosplash"だとsplash screenは表示されない。(同パラメータとしてquietを書かないと起動メッセージをズラーッと全部表示)。

・起動後の通常の壁紙
 ディスクトップ上で右クリック→Configure Desktop→壁紙
先に、[ウェジェットのロックを解除]しておくと、[壁紙]レイアウトでディスクトップにファイルやフォルダが置ける[フォルダビュー] が選択できる。

・スクリーンセーバー
 KDE5では、スクリーンセーバーがなくなっているので、
* xscrennsaver をインストール ...したり、
* KDEシステム設定→ (ハードウェア)電源管理→省エネルギー→[Run script] スクリプト : gwenview -s /...image files folder.../ などとするらしい。

・スリープ解除のログイン
 KDEシステム設定→ (ワークスペース)ディスクトップの挙動→スクリーンロック→Wallpaper

2018年11月2日金曜日

VPNでネット

Debian(stretch)から、筑波大学によるVPN (Virtual Private Network)中継サーバーを通して、サイトに接続してみる。
VPN Gate 学術実験サービス : https://www.vpngate.net/ja/


概要 : Debianからだと、OpenVPN接続が簡単。
1) 必要プログラム openvpn をインストール
2) 筑波大学 VPN Gate から、OpenVPN設定ファイルをダウンロード
3) 接続ファイルを読み込ませて、そこからサイトに繋ぐ。

手順 (Debian Stretch + KDEの例)
1) $ sudo apt install openvpn や Synapticマネージャで openvpnをインストール。
(easy-rsa や network-manager-openvpn が入ってなければインストール)。

2) https://www.vpngate.net/ja/ の[サーバー一覧]で、[OpenVPN設定ファイル]を選ぶ。
 ・海外サーバーだと国内に繋がらない場合もあるので、Japanから選んでみる。
 ・国内ボランティアのサーバーだとせいぜい2-7日で使えなくなる。使用時間制限もある。
 
 IP アドレスが埋め込まれている .ovpn ファイル
 接続先 IP アドレス: ...
 OpenVPN 接続設定: ....       
 上記表示のものをダウンロードして、好きなところに置く(設定後は削除してもいい)。
("DDNS ホスト名が埋め込まれている .ovpn" ファイル...だと、繋がらない)


3)タスクバーの Networks を左クリックで、Configure Network Connections を開く。


[+Add]をクリック。一番下に現れる[Import VPN]で、先程ダウンロードした ovpn ファイルを指定。確認警告には[はい/Yes]。

  

改めてタスクバーのNetWorksを右クリックすると、vpn....]のような新たな接続が現るので、クリックして接続。

 試しに、接続IPなどを表示するサイトに接続すると、IPがVPNサーバーのものに置き換わっているはず。

http://www.luft.co.jp/cgi/ipcheck.php
https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

ログや通信量などは[サーバー一覧]に記載のように保存されています。
先方のサーバーによっては、接続拒否や掲示板への書き込み不能、Googleのように新たにログ保存するところなど...使用には制限があります。

とりあえず、繋いでみた...ということでした。

2018年10月30日火曜日

konsole フォントとフォントサイズ

KDEの端末エミュレータ Konsoleのフォントとフォントサイズを変更する。
環境
$ uname -a
Linux debian 4.18.0-0.bpo.1-amd64 #1 SMP Debian 4.18.6-1~bpo9+1 (2018-09-13) x86_64 GNU/Linux
$ plasmashell --version
plasmashell 5.8.6
$ konsole --version
konsole 16.12.0
konsoleの [設定]→[現在のプロファイルを編集] や [プロファイルの管理]・・・から新しいプロファイル(名前は何でもいい)を作って、[プロファイル <resource>任意</resource>を編集---Konsole]の[外観]タブで、フォント、フォントサイズを設定する。


設定ファイルは ~/.local/share/konsole/任意.profile に置かれる。
ubuntuでは ~/.kde/share/apps/konsole/下 らしい。

2018年10月14日日曜日

Debian / Linux カーネル作成時のカーネルオプション

カーネル コンフィグに使用した設定は
/boot/config-`uname -r`
に置かれている。
今使っているDebian/GNU Linux - Stretch だと、
$ cat /boot/config-`uname -r`
#
# Automatically generated file; DO NOT EDIT.
# Linux/x86 4.9.110 Kernel Configuration
#
CONFIG_64BIT=y
CONFIG_X86_64=y
CONFIG_X86=y
CONFIG_INSTRUCTION_DECODER=y
CONFIG_OUTPUT_FORMAT="elf64-x86-64"
CONFIG_ARCH_DEFCONFIG="arch/x86/configs/x86_64_defconfig"
CONFIG_LOCKDEP_SUPPORT=y
CONFIG_STACKTRACE_SUPPORT=y
CONFIG_MMU=y
...
な感じ。


試しに、ユーザー空間 (user namespaces)のコンフィグ オプションを見てみると、
$ grep -i config_user_ns config-`uname -r`
CONFIG_USER_NS=y

ついでに設定項目がいくつあるんだろ? ざーっとですが、stableとbackportsを比べてみると、
$ wc -l config-4.9.0-8-amd64
7929 config-4.9.0-8-amd64  ←全行数
$ grep -v "^#" config-4.9.0-8-amd64 | wc -l
5408                                  ←コメントアウトを除いた行数
$ wc -l config-4.18.0-0.bpo.1-amd64
8515 config-4.18.0-0.bpo.1-amd64
$ grep -v "^#" config-4.18.0-0.bpo.1-amd64 | wc -l
5656
増えとる。

2018年10月2日火曜日

Firejail

(Debian 9.5 stretch + KDE 5 にて)

[概要]
サンドボックスでソフトを実行する firejailと firetoolsを入れてみた。

[インストール]
Stretch stableのパッケージは0.9.44...だけど、本家 https://firejail.wordpress.com/download-2/ から firejail_0.9.56_1_amd64.deb firetools_0.9.52_1_amd64.deb をダウンロード、$ sudo dpkg -i XXX.debでインストール。

[firejail 使用例]

・ターミナルから

$ firejail firefox
この状態でfirefoxを使ってファイルダウンロード先に注意。firejailの標準設定(profile)で閉じられているディレクトリにダウンロードするとfirefox終了とともにファイルが消えてしまう。
$ firejail --private firefox
ホームディレクトリをサンドボックス化。firefoxは、設定、アドオン、ブックマークなど全く白紙状態で起動。
$ firejail --x11 xcalc
XpraかXephyrのインストールが必要。
あらかじめの設定は/etc/filejail/XXX.profileにあって、順次増やしているとのこと。

・$ sudo firecfg した場合 (/usr/bin/firecfg)。

/usr/lib/firejail/firecfg.config に記載された名前と同じコマンドは、firejailを通したシンボリックとして /usr/local/binに置かれる。ターミナルで $ firefox しようと、kickoffのメニューからをクリックしようと、firejailのサンドボックス状態で起動する。
( https://firejail.wordpress.com/features-3/man-firecfg/ )

$ firecfg --list リンクのを見る
$ sudo firecfg --clean シンボリックリンクを消す

firecfgのせいで? KDE-dolphinの検索で日本語(ibus+mozc)が使えなくなった。これは、/etc/filejail/dolphin.profile の内容変更すればよいのかも。kconsoleのbashも同じく。

[firetools 使用例]
(当方では) Kickoff→アプリケーション→システム→Firetools でFiretools Launcher が立ち上がる。予め、整合性があるソフトはアイコンが表示されているので、ダブルクリックすればサンドボックス状態で立ち上がる。
(firetoolsはバージョンによって機能が違う。)

ランチャーの左上アイコンをダブルクリックでFiretoolsのウインドウが開き、起動したソフトのPID (Process ID)が表示され、クリックすることで、CPU、メモリやネット(IPv6)状態わかる(うちは未だにIPv4なので設定不明)。ウインドウ上部のメニューからサンドボックス起動ソフトとサウンドボックス領域をShutdownできる。


追記
Firetools Launcher にソフトを追加する。

waterfox(firefoxモドキ)を追加した例
waterfoxの実体は /usr/local/bin/waterfox/にあるwaterfox。

Firetools Launcherの空いたところで右クリック→Edit
Name: waterfox
Description: Internet browser
Command firejail /usr/local/bin/waterfox/waterfox

ランチャーへのアイコンは、~/.config/firetools/ にアイコン画像をwaterfox名で置けば自動で表示される (例 Waterfox.pngやmozicon128.png名では表示しない)。アイコン表示のもう一つの方法は、 ~/.config/firetools/waterfox.desktop を開いて Icon=/usr/local/bin/waterfox/browser/icons/mozicon128.png と直接指定する。

2018年9月26日水曜日

musescore2 反復記号

musescore のリピートで、複数回の繰り返し。

1) 反復終了位置の小節を選択して右クリック→小節のプロパティ

例はギター用五線譜とタブ譜

2) 右下の反復カウントで繰り返し回数を指定。ついでに譜表テキストでも利用して回数を記譜しておく (ディフォルトは 2 )。



*反復記号は、パレット→小節線→反復開始と反復終了、反復(終始-開始)から選べます。
譜表テキストもパレット→テキスト→譜表テキスト

2018年9月12日水曜日

DebianでWaterfox

Debian Linuxに、Firefox派生ブラウザ Waterfoxを入れる。
firefoxで動かなくなった拡張機能に対応してるのが waterfox
環境 : Debian GNU/Linux 9.5 (stretch) 64ビット + KDE (plasmashell 5.8.6)

現在試用中

1) https://www.waterfoxproject.org/en-US/ からtar.bz2をダウンロード 
*後で日本語表示にします。
*バージョン  (現状)
$ %waterfox%waterfox --version
Mozilla Waterfox 56.2.2

2) 展開してできた waterfoxフォルダを任意に移動。ここでは /usr/local/bin に置いた。
 例) ダンロード先でターミナル を開いて
 $ sudo tar -jxvf waterfox-XXXX.en-US.linux-x86_64.tar.bz2 -C  /usr/local/bin

 バージョンアップはブラウザで教えてくれるので、新しいアーカイブを上書き展開すれば、改めて日本語設定などしなくてもいい。

3) ./local/share/applications/waterfox.desktop の作成。
 [アプリケーションを編集]で雛形を作った。
KDEの "KickOff"を右クリック:アプリケーションを編集。
"インターネット"を右クリックして"新しい項目"から作成。 
例)
名前(N): WaterFox
説明(D): ブラウザ
...
コマンド(M): /usr/local/bin/waterfox/waterfox-bin %u -private-window
('%u -private-window'を付けると、プライベートブラウジングで起動する。)
アイコンも /usr/local/bin/waterfox/browser/icons などから指定して、[保存]。
[アプリケーションを編集]中

以上で ./local/share/applications/waterfox.desktop ができているので、必要なら手書きで調整する。

4) 日本語表示
[アドレス] about:config → [検索] intl.locale.matchOS → クリックして [値]を true

・ その他
* お好みの拡張機能インストールと設定。

* サイドバー幅の調整。userChrome.cssを作ってやる。

%user%/.waterfox/XXXXX.default/chrome/userChrome.css

@charset "utf-8";

#sidebar {
min-width: 70px !important;
}

/* Hide Bookmark Folder Icon */
.bookmark-item[type=”menu”] > .toolbarbutton-icon {
display: none !important;
}

/* 上ではファビコンの代わりに灰色地球が表示される。それも非表示 */
#bookmarks-view treechildren::-moz-tree-image(leaf) ,
#history-panel treechildren::-moz-tree-image(leaf)
{
list-style-image: none !important;
width: 0px !important;
height: 0px !important;
margin: 0px !important;
}

* ブックマークのファビコン表示が嫌いなので隠蔽。
about:config → browser.chrome 検索
browser.chrome.favicons false
browser.chrome.site_icons false

* アップデートは上書きしてやる。



2018年5月31日木曜日

エスケープ フロム イラク



トルコ映画
WOWOWでは「エスケープ フロム イラク」
原題は、DAĞ II 英系では、The Mountain II (DAĞは「山」の意)
7人のトルコ特殊部隊が平和主義女性記者を救うためISS勢力地に侵入。
ISISに殺されかけたタジキスタン?の女性と村に残るただ一人の負傷した元反ISS兵とともに、村を守る・・・「七人の侍」風。戦争映画お決まりの展開と映像。結構最後まで見てしまう。

DAĞ は、WOWOWでは「サバイバーズ」
曖昧な記憶では、
雪深いトルコ山奥の監視所がゲリラの攻撃を受け、
ベテラン1人に救われたものの、絶体絶命の新兵2人が、
悪天候の中たどり着いた、唯一人の特殊部隊に助けられる・・・この2名がDAĞ II につながる。

2018年5月24日木曜日

yahoo映像 / GYAO! より, 水上バイクで海に潜ったらスゴい光景が


yahoo映像 / GYAO! より, 動画タイトル「水上バイクで海に潜ったらスゴい光景が」
 https://videotopics.yahoo.co.jp/video/vtps/167797
 https://gyao.yahoo.co.jp/player/02000/v00011/v0000000000000001772/

元映像 Jukin Media より、Guy Aqua Scooters With Dolphins
 https://www.jukinmedia.com/licensing/view/986744

youtubeより


コスタリカ Costa ricaでイルカの群れが泳いでいる映像ですが、気になったのは、変わった「水上バイク」?

調べてみると、「水中スクーター sea scooter / aqua scooter」のほうが良さげ。CAYAGO社の SEABOB F5 というシリーズのようです。
http://seabob.com/en/models-equipment/

1時間前後の電池切れ、怖いよ〜

他に、マリンレジャーでは、powered bodyboard / powered electric bodybod / jet bodyboard なんてのもあるんだな〜。




2018年5月3日木曜日

パソコン電源 Corsair CX450M 異音

Corsair CX450M
カラカラ、グリグリ、ガサー、ゴソー、鳴り始めると、とってもうるさい騒音。
国内外を問わず、ネットにも同症状が散見される。CX450M以外でもあるみたい。

保証なくなりますが分解、


☓ ファンにネジ止めのPET板(プラ版)を両面テープで追加補強。騒音再発。
? PET板をはずしてみた。(涼しかったので短期間では再発なし)。
△ PET板を元通りにして、ファンを分解して軸に普通のグリースを塗る。暫くたって騒音再発。
? PET板を元通りにして、ファンを分解して軸に自転車チェーン用化学オイルを塗ってみた。今のところ騒音無し。

どうやら、騒音の原因はファン (Hong Hua HA1225H12S-Z)っぽい。

付記:
・電源ケースを開けるには、封印テープを破る必要が有り、保証外になります。
・ファン側のネジ2本(内1本は封印シール)と、ケース横の[CORSAIR CX450M ]シールの両端には隠れたネジが1本づつあり、シール2枚で4本。計 6本のネジを外す。

・保証で交換の例もネットに載っていたけど、同じ作りなら騒音は再発すると思う。
・tom's Hardware より
Corsair CX650M PSU Review :
https://www.tomshardware.com/reviews/corsair-cx650m-psu,4770-3.html
Fanは CX450と同じ Hong Hua HA1225H12S-Z (120 mm, 12 V, 0.58 A, 2200 RPM, sleeve bearing, 2pin)
・80PLUS BRONZE認証の電源 ANTEC NeoECO Classic シリーズと同等品? ANTEC GOLDクラスにも同じファン HA1225H12S-Z にプラ板が付いているようです。ネット検索では、「カラカラ音」症状もヒットします。

2018年4月24日火曜日

Blender 少し日本語

現状、ウチの Debian (Stretch)で、3DCGソフトの Blenderが、豆腐表示なので、日本語化できない。

通常の日本語化設定 : 
 File→ User Preferences→ System→ International Fonts [Japanese (□□)] →Save User Settings この段階で、豆腐文字なのです。

メニューや操作表示は英語で良いとしても、exportや saveするとき、既存の「画像」などの日本名フォルダーが□□(豆腐)文字で判別不能。

 

対策:
(ここでは Noto Fonts 利用例)フォントがシステムにインストールされているとして、
File→ User Preferences→ System→ Internationl Fonts の上方の Interface Font : [/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc] 
としてやる。

 

そうすれば、International Fonts [Jpanese(日本語)]と表示されて、その下の Translate ... 以下でも日本語表示ができる ('Save User Setting/ユーザー設定の保存'を忘れない)。

上記以外は試してないので何が起きるか不明。

備考
$ uname -a
Linux debian 4.15.0-0.bpo.2-amd64 #1 SMP Debian 4.15.11-1~bpo9+1 (2018-04-07) x86_64 GNU/Linux (別実験のため back-portsのカーネル。ディスクトップは KDE)
$ blender --version
Blender 2.78 (sub 0)

2018年4月13日金曜日

core i5 8400 グラフィックス

Debian stretchback-ports にカーネル linux-image-4.15.0-0.bpo.2-amd64があったので、intel Graphics UHD630 対応はどうなのか試しに入れてみた。

・/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTに追加していた i915.alpha_support=1 は要らなくなった

半透明は効かないし、phoronix-test-suiteの成績も悪い、Intel Device 3e92も相変わらず ・・・他には特に変わった様子なし。

$ inxi -G
Graphics:  Card: Intel Device 3e92
           Display Server: X.Org 1.19.2 drivers: modesetting (unloaded: fbdev,vesa)
           Resolution: 1920x1080@60.00hz
           GLX Renderer: Gallium 0.4 on llvmpipe (LLVM 3.9, 256 bits)
           GLX Version: 3.0 Mesa 13.0.6

実験
1)---------------------------------------------------
/etc/modprobe.d/i915.conf が無い場合
# cat /sys/kernel/debug/dri/0/i915_huc_load_status
GuC firmware: (null)
        status: fetch NONE, load NONE
        version: wanted 0.0, found 0.0
        header: offset 0, size 0
        uCode: offset 0, size 0
        RSA: offset 0, size 0

HuC status 0x00006000:
# cat /sys/kernel/debug/dri/0/i915_guc_load_status
GuC firmware: (null)
        status: fetch NONE, load NONE
        version: wanted 0.0, found 0.0
        header: offset 0, size 0
        uCode: offset 0, size 0
        RSA: offset 0, size 0

GuC status 0x00000001:
        Bootrom status = 0x0
        uKernel status = 0x0
        MIA Core status = 0x0

Scratch registers:
         0:     0x0
         1:     0x0
         2:     0x0
         3:     0x0
         4:     0x0
         5:     0x0
         6:     0x0
         7:     0x0
         8:     0x0
         9:     0x0
        10:     0x0
        11:     0x0
        12:     0x0
        13:     0x0
        14:     0x0
        15:     0x0


1') ---------------------------------------------------
/etc/modprobe.d/i915.conf を作って、options i915 enable_guc_loading=1 enable_guc_submission=1 とした場合。
# echo "options i915 enable_guc_loading=1 enable_guc_submission=1" > /etc/modprobe.d/i915.conf
# cat /sys/kernel/debug/dri/0/i915_huc_load_status
HuC firmware: i915/kbl_huc_ver02_00_1810.bin
        status: fetch SUCCESS, load SUCCESS
        version: wanted 2.0, found 2.0
        header: offset 0, size 128
        uCode: offset 128, size 218304
        RSA: offset 218432, size 256

HuC status 0x00006080:
# cat /sys/kernel/debug/dri/0/i915_guc_load_status
GuC firmware: i915/kbl_guc_ver9_14.bin
        status: fetch SUCCESS, load SUCCESS
        version: wanted 9.14, found 9.14
        header: offset 0, size 128
        uCode: offset 128, size 142272
        RSA: offset 142400, size 256

GuC status 0x800330ed:
        Bootrom status = 0x76
        uKernel status = 0x30
        MIA Core status = 0x3

Scratch registers:
         0:     0xf0000000
         1:     0x0
         2:     0x0
         3:     0x5f5e100
         4:     0x600
         5:     0xcdfd3
         6:     0x0
         7:     0x8
         8:     0x3
         9:     0x70240
        10:     0x0
        11:     0x0
        12:     0x0
        13:     0x0
        14:     0x0
        15:     0x0

・・・だからといって、具体的変化なし。

注)GuC, HuC に関しては https://01.org/linuxgraphics/downloads/firmware 。
kbl_... bxt_ skl_... cfl_... は、Kabylake, Broxton, Skylake, Coffee Lake ...の意。

追記
Intel® Graphics for Linux
2018Q1 Intel Graphics Stack Recipe - Last modified: Apr 13, 2018
https://01.org/linuxgraphics/downloads/2018q1-intel-graphics-stack-recipe

skylake、3D driver... 修正/対応/追加 がはじまりそうです。

2018年4月1日日曜日

core i5 8400オンボードグラフィックスとディスプレイ

HDMIでは音がでずアナログ接続、サスペンド復帰でOSはウェイクアップも、ディスプレイは真っ黒...OSは起きてるので、キーボードを頼りに、真っ黒なままtty1でシャットダウンしていた。

環境
・intel core i5 8400 オンボードグラフィックス : Intel UHD Graphics 630
(https://ark.intel.com/products/126687/Intel-Core-i5-8400-Processor-9M-Cache-up-to-4_00-GHz より)
・マザーボード : asus TUF Z370-PLUS GAMING (super IO z370)
・HDMIでディスプレイ(スピーカー付き)と接続
・Debian/GNU Linux の KDE Plasma5ディスクトップ

概要
新しいカーネルにして、ビデオグラフィックスモジュールを古典的手法で読み込ませる。
(カーネルやドライバのバージョンが変われば、状況も対応策も変わることでしょう)

作業
1) リポジトリに stretch-backportsを追加。新しいカーネルにする。
 (現状、Linux debian 4.14.0-0.bpo.3-amd64。stableの4.9.0-6-amd64では、同じ手法が通じませんでした。)

2) i915.koというグラフィックスモジュールを読み込ませる。
 $ man intel に...Intel(R) HD Graphics...とは書いてある。
 (4K Ultra HD対応のUHDとは書いてないけど、4Kは当方には関係ない。)
・firmwareやintelの名前がつく関係ありそうなパッケージを更新。
・i915.koの確認
  $ ls /lib/modules/4.14.0-0.bpo.3-amd64/kernel/drivers/gpu/drm/i915
  i915.ko
i915 とだけ書いた /etc/modules-load.d/i915.conf を作成
/etc/default/grubi915.alpha_support=1 を追記して、# update-grub2を実行。
例 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash acpi_enforce_resources=lax" → GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash i915.alpha_support=1 acpi_enforce_resources=lax"

3) 再起動

結果
 (フルパワーのゲームは別として)
・"Pulseaudio音量調整"の再設定で、HDMI接続のディスプレイスピーカーが鳴る。
・KDEシステム設定→ディスプレイとモニタでディスプレイ型番が認識された。
・サスペンド(スリープ)から復帰でディスプレイが映った。
・3D系?、ディスクトップのぼかし効果が効いてない。
・$ sudo dmesg | grep -i intel
 ...
 WARN_ON(!((dev_priv)->info.platform == INTEL_SKYLAKE) && !((dev_priv)->info.platform == INTEL_KABYLAKE))
 ...
「SKYLAKEかKABYLAKE、どっちやねん」が出てるけど、stretch-backports使用ということで、デバッグ用だろ?気にしないことにした。
・$ lspci | grep -i VGA
 00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Device 3e92
 相変わらず "Intel UHD Graphics 630"とは出ないけど、しゃーない。
・dmesg | grep -i error
 ACPIや Namespace lookup failureのエラーは変わらず。
・wayland は、まだ止したほうがいい。何かが起きて、何かの設定が消えたりした。

phoronix-test-suite などで Graphics testをすると、恐ろしく遅い。

/usr/share/X11/xorg.conf.d/20-intel.confというファイルを作って、
 Section "Device"
 Identifier  "Intel Graphics"
 Driver      "intel"
 EndSection
としてやると、

$ glxinfo | grep direct
pci id for fd 4: 8086:3e92, driver (null)
i965_dri.so does not support the 0x3e92 PCI ID.
libGL error: failed to create dri screen
libGL error: failed to load driver: i965
direct rendering: Yes
    GL_ARB_direct_state_access, GL_ARB_draw_buffers,
    GL_ARB_draw_indirect, GL_ARB_draw_instanced, GL_ARB_enhanced_layouts,
    GL_ARB_multi_draw_indirect, GL_ARB_occlusion_query2,
$ inxi -G
Graphics:  Card: Intel Device 3e92
           Display Server: X.Org 1.19.2 driver: intel
           Resolution: 1920x1080@60.00hz
           GLX Renderer: Gallium 0.4 on llvmpipe (LLVM 3.9, 256 bits)
           GLX Version: 3.0 Mesa 13.0.6

結局、Gallium 0.4 on llvmpipe (LLVM 3.9, 256 bits)で描写。これで遅いのか?
正規なドライバーが出ないと駄目かも。

その他
・"archlinux Intel Graphics" https://wiki.archlinux.jp/index.php/Intel_Graphics#Skylake_.E3.82.B5.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88 も試したけど、何故か変化なし。i915が読み込まれなかった(試したのがstable バージョンだったかも)。
 上記 archlinux の /etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.confは、Debianで /usr/share/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf としてみた。堅実性優先のDebianでは、フォルダも違うし各ソフトのバージョンも古め。
・便利なコマンド # dmesg, lspci, lsmod, # modinfo -p i915 (パッケージ python-kmodpy), systool -m i915 -av (パッケージ sysfsutils), hwinfo, lshw -c video
 , inxi (パッケージ inxi), # dmidecode, hardinfo(古い), ...

2018年3月26日月曜日

Debian と intel Z370チップ

[症状]
asus TUF Z370-PLUS GAMING と Debian GNU/Linux (stretch)の組み合わせで、super I/O情報が取れなくて、sensorsがうまく働かない。

[対応]
SuperIO対応の mod モジュール (ko)を入れる。

[作業] 理屈がわかってやっているわけではないので、自己責任で。
1) Super IO : NUVOTON NCT6793D (マザーボードで目視できる)

 

検索すると、https://github.com/groeck/nct6775 や、nct6775.cなどより、nct6775でいけそう。
Kernel driver NCT6775
Supported chips:
...
* Nuvoton NCT6793D
    Prefix: 'nct6793'
    Addresses scanned: ISA address retrieved from Super I/O registers
    Datasheet: Available from Nuvoton upon request
...
2) カーネル起動時にモジュールを読み込ませたいので、
 ・nct6775 とだけ書いた /etc/modules-load.d/nct6775.conf を作成。
 ・https://gist.github.com/h3po/6ebbbd5ec2e8e7abcefaacc9dee87537 からのコピペで/etc/sensors.d/z370.conf を作成。
 ( うまく行かない場合、/etc/default/grub GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTにacpi_enforce_resources=laxを追加。例 →  GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi_enforce_resources=lax" にして、#  update-grub2)

3) 再起動

[確認]
$ sensors


[追記]

その後、ls-sensorsも確認。個人的にKDEタスクバーの Thermal monitorの再設定。
カーネル違いで、KDEアプレット Thermal monitor設定に違いがでる。
4.9.0 では CPUが imsensors/coretemp-isa-0000/Physical_id_0
4.14.0では CPUが lmsensors/coretemp-isa-0000/Package_id_0
その他、
・sleep復帰で、OSは起動してるらしいが、内蔵グラフィックスとHDMI接続のディスプレイが起動しない。(真っ黒画面でタイピング、Ctrl Alt F1、root パスワード、 shutdown -h now)。
・HDMI接続のディスプレイスピーカーから音が出ない。アナログ接続の外部スピーカーは音が出る。

ゲーミング名付きのボードもいらなかったが、安売りだった〜。一昔前のPCから見れば、i5 8400 (6 cores、TDP 65 W)も、涼しくて早い。ケチったセールのメモリも、ゲームしなけりゃ性能持て余し。

[おまけ]
M/Bのマニュアルで'CHA_FAN1'のファンコネクタは、上記の confで、
ignore fan1 → #ignore fan1 とコメントアウトするとCHA4が現れて、ファンが2つとも表示できた (ウォーターポンプは持ってないので不明)。
KDE Thermal Monitor



2018年3月8日木曜日

file プロトコルのプロセスが突然落ちました。

Debian GNU/Linux Stretch 上の KDE で、
Krunner (Alt + F2)に ' kdesudo dolphin ' 入力で立ち上げたDolphinは、初回は機能するが、


閉じて再び krunner : kdesudo dolphin すると、
"file プロトコルのプロセスが突然落ちました  (The process for the file protocol died unexpectedly)" となり機能しない。


とりあえず、

kdesudo dbus-launch dolphin

とkrunnerに入力して立ち上がったDolphinは機能する。
他にも、Iconの設定不明など・・・rootでGUIなんて禁句なの?

追記:ターミナルから
$ kdesudo dbus-launch dolphin ← user パスワード
$ su-to-root -X -c dolphin ← rootパスワード