2012年7月27日金曜日

Knoppix 7.0.2 音が出ない?

以下、Linux? Knoppix?ってな素人の対策なので無責任内容です。

[症状]
SDカード化したKnoppix。起動処理時も、作業、終了時も音量が小さい。
(立ち上がり時のおネエさんの声も、起動中の音楽も、終了時のおネエさんの声も聞き取れないほど小さい)。
サウンドカードは無くて、ASUSのマザーボードに乗っているよくある安い音源

[対応]
1) alsamixer設定で、音量等を調節。
2) 設定をalsactlで保存。
3) そのままでは、再起動時に設定を読み込まないようなので、rc.localで無理やり読み込ませる。
結果、起動時のおネエさんの声は聞けないけど、起動後の音楽ファイルや、終了時のおネエさんの声は聞けるようになった。

[対応内容]  Desktop環境はデフォルトのLXDE
1)
Alsa mixerは下のバーのスピーカーマークを右クリック → 音量コントロールの設定 で音量等を調整。
概ねの操作は、上下左右の矢印キー。終了は[ESC]
チャンネルの使用数やスピーカー接続の状況によって対応は違うので、試してみるしかない。


(AlsaMixer日本語が潰れてるし、ヘルプも見辛いので、ターミナルから起動してやるといい。例えば、下バーの左のテレビ?みたいなのをクリック起動して
knoppix@Microknoppix:~$ alsamixer としてやる)


2)
・alsactl が入っているか見てみる。
ターミナル (LXTerminalなど。ざっと言えば、DOSのコマンド窓みたいなもの)に “alsactl -help”と打ってみる。
 knoppix@Microknoppix:~$ alsactl -help
ヘルプがつらつらと表示されているので、入ってるらしい。


・設定を保存する。
ヘルプの最後あたりに表示されているオプションを使う。
 ・・・
 ・・・
 Available commands:
  store save current driver setup for one or each soundcards
  to configuration file
 ・・・
具体的には、sudoで、一時的スーパーユーザーモードになって、alsa storeを実行
 knoppix@Microknoppix:~$ sudo alsactl store

・確認してみる
 knoppix@Microknoppix:~$ ls -l /var/lib/alsa/asound.state
 -rw-r--r-- 1 root root 10844 X月 XX XX:XX /var/lib/alsa/asound.state
できてるみたい。

3)
(実は以上でOKと思い再起動したけど駄目だった・・・デフォルトで読み込まないのかな?
DVD起動KNOPPIXなら、設定ファイルの保存されないので、起動の度にターミナルから ‘alsactl restore’して設定読み直す方針で正しいかも。でもローカルドライブ(ハードディスクC:)とかに設定ファイルを 置いて読ませるという方法もできるのかも)

起動時に読みこむように rc.localに記述 (本当どこに書けばいいの?)

・スーパーユーザー権限が必要。KWriteとかLeafPadでスーパーユーザーになれるかどうかわからないので、“vi”を使った。
 knoppix@Microknoppix:~$ su ・・・スーパーユーザになる
 root@Microknoppix:/home/knoppix# vi /etc/rc.local ・・・viでファイルを開く
(i を押して挿入モード)
#!/bin/bash
#
# rc.local
#
# Start local services after hardware detection

SERVICES="cups"

for i in $SERVICES; do
[ -x /etc/init.d/"$i" ] && /etc/init.d/"$i" start >/dev/null 2>&1
done

# 追加したところ AlsaCtl restore
if [ -x /usr/sbin/alsactl ]; then
/usr/sbin/alsactl restore
fi
# 追加ここまで

exit 0
(ESCキーを押して、コロンとwとq (ファイルをWriteしてQuit) ‘:wq’ で終了)
 root@Microknoppix:/home/knoppix# exit ・・・su を抜けておく
 exit
 knoppix@Microknoppix:~$

あとは、最起動時に音量を確認してみるのみ。 

2012年7月13日金曜日

Knoppix 7.0.2

KNOPPIX 7.0.2 (DVD) を USB/SD/miniSD なんかにインストールして起動させる。

0) 用意するもの:4.2Gより大きなフォーマット済のUSB/SD/miniSD その他メモリ (実はフォーマットされていなくても良い。途中でフォーマットされる)。
Windows XP上で、Panasonic のSDFormatterを使った例。


1) Knoppix 7.0.2 DVDからPCを立ち上げて、SDカードを入れる。

ついでに、KnoppixのGpartedからSDを見てみたところ。フラグがたって無いことがわかる (* 起動する&サイズを考えると boot, lba とかのハズ。’未割当て領域‘が先頭に残っている。貧乏根性で完全に領域を1パーティーションにフォーマットしちゃうと、Volume Labelが変になった。残しておいたほうがよさそう )


2) 左下のスタート(実はLXDE : Lightweight X11 Desktop Environmentの 'X'のシンボル)から Knoppix → install KNOPPIX to Flash disk の実行させれば完了。途中、選択待ちが数回ある。

インストール先のメディアを聞いてくる。ここを間違えると惨いことになるので注意(ここでは、'sde')。(以前は、ここでメディアをマウントするかしないかで結果が違った。マウント状態が正解になったみたい)


フォーマット開始 "OK"。
(*フォーマットと フラグ設定が正しく行われたカードだと、ここで 'いいえ/NO' の選択で、データコピーから進む。)


フォーマットして、ブート作って、データの書き込み


Overlay サイズを聞いてくる。具体的には 'knoppix-data.img'というファイルで、仮想ディスクと考えて良い。この中に knoppixの設定変更や作製ファイルが保存できる。


ディフォルトでは、残りの空き容量すべてが Overlay fileになる。空を作るっておくと、fat32として容易にWindowsからもアクセスできるファイルの保存場所となるので、少し確保しておいた。このイメージファイル作製にはサイズにより相当時間がかかる。


スーパーユーザのパス設定を聞かれる。たいしたことはしないので、"いいえ"。この場合、起動時のパスワード入力なし。


オーバーレイファイルを作って、


終了!



ちなみに、できたオーバレイ ファイル (= knoppix-data.img")


4) DVD起動のknoppixを終わらせて、再起動。BIOSでメモリカードから起動するように設定して立ち上げる。