2021年8月31日火曜日

Fcitx5

Debian 11 (bullseye) の KDEの日本語入力を Fcitx5 + mozcにした。

Fcitix5から「インプットのメソッドを設定」
または、アプリケーション→設定→Fcitx5設定。

「入力メソッドを追加」でmozcを指定できなかった。

原因は、[+ 追加]ボタンがない?


ボタンが枠外に表示されてるのに気づかなかっただけ。ウィンドウの枠幅を広げればちゃんとある。


mozcを選んで、[+ 追加]、[適用]、[OK]で設定完了。

環境とディスプレイ設定の関係で起きたらしい。KDE Kdialogの仕様変更もちょくちょく。

Debian bullseye KDEでの Fcitx5 + mozcの設定まとめ。
・不要な日本語入力設定は削除
・sudo apt install --install-recommends fcitx5 fcitx5-mozc kde-config-fcitx5
・im-config (アプリケーション→設定→入力メソッド)で Fcitx5を選択
・再起動
・インプットのメソッドを設定でmozcを追加。

2021年8月27日金曜日

Wayland

Debian GNU/Linux 11 bullseye が発表された。
手抜きで、sources.listを書き換えただけで busterから upgrade。 
何度か、update, upgradeを繰り返して問題なく使えるようになった。
 
waylandが日本語入力も含めて使えるようになった。 
 
 注
 ・KDEを使用してるので、正確には plasma-wayland
 ・日本語は fcitx5 + mozc
 ・パッケージ管理のsynapticはwaylandでは動かない
 
いまグラフィックは、Xorg, waylandどっちで動いてるの?

plasmawaylandの場合
$ echo $XDG_SESSION_TYPE
x11
wayland
bash: x11: コマンドが見つかりません

Xorgの場合
$  echo $XDG_SESSION_TYPE
x11

plasmawaylandの場合
$ echo $DESKTOP_SESSION
plasmawayland
 
Xorgの場合
$ echo $DESKTOP_SESSION
plasma
 
plasmawaylandの場合
$ loginctl show-session "$XDG_SESSION_ID" -p Type
Type=wayland
 
Xorgの場合
$  loginctl show-session "$XDG_SESSION_ID" -p Type
Type=x11
 
環境変数から読み取れるようで、
plasmawaylandの場合
$ env | grep -i wayland
DESKTOP_SESSION=plasmawayland
XDG_SESSION_TYPE=wayland
WAYLAND_DISPLAY=wayland-0
QT_WAYLAND_FORCE_DPI=96

Xorgの場合
$ env | grep -i wayland
... (Xだと何も返らない)
$ env | grep -i DESKTOP_SESSION
DESKTOP_SESSION=plasma

Gnomeだと
$ gnome-wayland
ubuntu-wayland  .... 
となるらしい。