2021年7月8日木曜日

バクラウ

・2019年、ブラジル・フランス映画。映画のタイトル「バクラウ」は架空の村の名前。bacurau = nightjar = ヨタカ(鳥)のことらしい。

・出だしのブラジルの形がヘン。OESTE DE PERNAMBUCO, DAQUI A ALGUNS ANOS... (ペルナンブコ州 西部, 今から数年後)となってる。近未来、不詳の場所の話。ペルナンブコ州はブラジルの大西洋に突き出た部分で、河川の支流が多くデルタ湿地(映画では乾燥地帯)。かつての奴隷港レシフェが最大都市。レシフェから、ほぼ赤道直下のアマゾンの河口一体までは、上流アンデス麓と同じく首狩り族がいたとされる地域(パラ州カヤポ族など)。

・伏線、MUSEU HISTORICO DE BACURAU = 村の伝統美術館。

・(架空の都市)セラ・ヴェルデの市長立候補トニージュニアが雇ったと思われるマンハント参加者の内紛犠牲はアメリカ大陸人(混血)。

・村人は幻覚剤を使用。

・地域ごとの祭りも中止・・・で飾っていたスポンサーの垂れ幕「快乐的房子」には、ビキニ姿のアジア人体形オネーチャン。直訳では Happy House。ブラジル女性たちのボリュームからすれば「お痩せさん」。

・・・以上、メモ。