2018年10月30日火曜日

konsole フォントとフォントサイズ

KDEの端末エミュレータ Konsoleのフォントとフォントサイズを変更する。
環境
$ uname -a
Linux debian 4.18.0-0.bpo.1-amd64 #1 SMP Debian 4.18.6-1~bpo9+1 (2018-09-13) x86_64 GNU/Linux
$ plasmashell --version
plasmashell 5.8.6
$ konsole --version
konsole 16.12.0
konsoleの [設定]→[現在のプロファイルを編集] や [プロファイルの管理]・・・から新しいプロファイル(名前は何でもいい)を作って、[プロファイル <resource>任意</resource>を編集---Konsole]の[外観]タブで、フォント、フォントサイズを設定する。


設定ファイルは ~/.local/share/konsole/任意.profile に置かれる。
ubuntuでは ~/.kde/share/apps/konsole/下 らしい。

2018年10月14日日曜日

Debian / Linux カーネル作成時のカーネルオプション

カーネル コンフィグに使用した設定は
/boot/config-`uname -r`
に置かれている。
今使っているDebian/GNU Linux - Stretch だと、
$ cat /boot/config-`uname -r`
#
# Automatically generated file; DO NOT EDIT.
# Linux/x86 4.9.110 Kernel Configuration
#
CONFIG_64BIT=y
CONFIG_X86_64=y
CONFIG_X86=y
CONFIG_INSTRUCTION_DECODER=y
CONFIG_OUTPUT_FORMAT="elf64-x86-64"
CONFIG_ARCH_DEFCONFIG="arch/x86/configs/x86_64_defconfig"
CONFIG_LOCKDEP_SUPPORT=y
CONFIG_STACKTRACE_SUPPORT=y
CONFIG_MMU=y
...
な感じ。


試しに、ユーザー空間 (user namespaces)のコンフィグ オプションを見てみると、
$ grep -i config_user_ns config-`uname -r`
CONFIG_USER_NS=y

ついでに設定項目がいくつあるんだろ? ざーっとですが、stableとbackportsを比べてみると、
$ wc -l config-4.9.0-8-amd64
7929 config-4.9.0-8-amd64  ←全行数
$ grep -v "^#" config-4.9.0-8-amd64 | wc -l
5408                                  ←コメントアウトを除いた行数
$ wc -l config-4.18.0-0.bpo.1-amd64
8515 config-4.18.0-0.bpo.1-amd64
$ grep -v "^#" config-4.18.0-0.bpo.1-amd64 | wc -l
5656
増えとる。

2018年10月2日火曜日

Firejail

(Debian 9.5 stretch + KDE 5 にて)

[概要]
サンドボックスでソフトを実行する firejailと firetoolsを入れてみた。

[インストール]
Stretch stableのパッケージは0.9.44...だけど、本家 https://firejail.wordpress.com/download-2/ から firejail_0.9.56_1_amd64.deb firetools_0.9.52_1_amd64.deb をダウンロード、$ sudo dpkg -i XXX.debでインストール。

[firejail 使用例]

・ターミナルから

$ firejail firefox
この状態でfirefoxを使ってファイルダウンロード先に注意。firejailの標準設定(profile)で閉じられているディレクトリにダウンロードするとfirefox終了とともにファイルが消えてしまう。
$ firejail --private firefox
ホームディレクトリをサンドボックス化。firefoxは、設定、アドオン、ブックマークなど全く白紙状態で起動。
$ firejail --x11 xcalc
XpraかXephyrのインストールが必要。
あらかじめの設定は/etc/filejail/XXX.profileにあって、順次増やしているとのこと。

・$ sudo firecfg した場合 (/usr/bin/firecfg)。

/usr/lib/firejail/firecfg.config に記載された名前と同じコマンドは、firejailを通したシンボリックとして /usr/local/binに置かれる。ターミナルで $ firefox しようと、kickoffのメニューからをクリックしようと、firejailのサンドボックス状態で起動する。
( https://firejail.wordpress.com/features-3/man-firecfg/ )

$ firecfg --list リンクのを見る
$ sudo firecfg --clean シンボリックリンクを消す

firecfgのせいで? KDE-dolphinの検索で日本語(ibus+mozc)が使えなくなった。これは、/etc/filejail/dolphin.profile の内容変更すればよいのかも。kconsoleのbashも同じく。

[firetools 使用例]
(当方では) Kickoff→アプリケーション→システム→Firetools でFiretools Launcher が立ち上がる。予め、整合性があるソフトはアイコンが表示されているので、ダブルクリックすればサンドボックス状態で立ち上がる。
(firetoolsはバージョンによって機能が違う。)

ランチャーの左上アイコンをダブルクリックでFiretoolsのウインドウが開き、起動したソフトのPID (Process ID)が表示され、クリックすることで、CPU、メモリやネット(IPv6)状態わかる(うちは未だにIPv4なので設定不明)。ウインドウ上部のメニューからサンドボックス起動ソフトとサウンドボックス領域をShutdownできる。


追記
Firetools Launcher にソフトを追加する。

waterfox(firefoxモドキ)を追加した例
waterfoxの実体は /usr/local/bin/waterfox/にあるwaterfox。

Firetools Launcherの空いたところで右クリック→Edit
Name: waterfox
Description: Internet browser
Command firejail /usr/local/bin/waterfox/waterfox

ランチャーへのアイコンは、~/.config/firetools/ にアイコン画像をwaterfox名で置けば自動で表示される (例 Waterfox.pngやmozicon128.png名では表示しない)。アイコン表示のもう一つの方法は、 ~/.config/firetools/waterfox.desktop を開いて Icon=/usr/local/bin/waterfox/browser/icons/mozicon128.png と直接指定する。