動機
HDMI接続のディスプレイスピーカーだと、
・ディスプレイ側の少電力モード
・PCのスリープや復帰のタイミング
などで、音の出力先が変わってしまい。手動で設定し直さないといけない。
対策
面倒なので、出力先をHDMIに固定する。
めったに使わない外付けスピーカー使用時には、システム「設定」からアナログ出力に手動変更とする。
環境
Debian GNU/Linux 10 (Buster+backports), KDEディスクトップ
サウンドカードはM/Bオンチップのみ
$ cat /proc/asound/cards
0 [PCH ]: HDA-Intel - HDA Intel PCH ←M/Bのサウンドカード
HDA Intel PCH at 0xf7140000 irq 138
方法
概要:/etc/pulse/default.pa の最後にHDMI接続を書き込む。
書き込む内容を調べる例
1, HDMIから音が出てる間に index番号(name)とprofileを取得。
index)
$ pacmd list-cards
1 card(s) available.
index: 0
name: <alsa_card.pci-0000_00_1f.3> ←"alsa_card.pci-0000_00_1f.3"必要
driver: <module-alsa-card.c>
owner module: 6
properties:
alsa.card = "0"
alsa.card_name = "HDA Intel PCH" ← M/Bのサウンドカード
alsa.long_card_name = "HDA Intel PCH at 0xf7140000 irq 138"
... 略 ...
profile)
$ pacmd list-cards | grep active
active profile: <output:hdmi-stereo> ←"output:hdmi-stereo"必要
2, 上記の情報を /etc/pulse/default.pa の最後に書き込む
a) set-card-profile 0 output:hdmi-stereo
b) set-card-profile alsa_card.pci-0000_00_1f.3 output:hdmi-stereo+input:analog-stereo
どちらかを書き込む。
("+input:analog-stereo"の部分は任意。使わないなら書かない)
3, load-module module-switch-on-port-available"コメントアウトして、
#load-module module-switch-on-port-available
4, 念の為
~/.config/pulse/以下を一度全部削除して、
5, 再起動。
今の所うまく行ってます・・・素人処方です。
おまけ
・~/.config/pulse/以下の削除後、pulseaudio -k pulseaudio --start では、cookieのみ作成されて、pulseaudio サーバーとして認識される。
・alsa-base.conf (asound.conf) は buster では使われていない?
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