ギター撮りのビデオカメラに、ストレートにラインマイクをつなげるために、減衰器 (アッテネーター, Attenuator, ATT)らしきものを作ってみた。無いよりましなものができた。
前提
・マイク:audio-technica PRO70 - https://www.audio-technica.co.jp/mi/show_model.php?modelId=2580
・ビデオカメラ:Panasonic HC V600M - http://ctlg.panasonic.com/jp/movie-camera/dvc/dvc/HC-V600M.html
・ナイロン弦ギター 爪弾き 表板を叩くこともある (鉄弦、ピック弾き等、奏法で音量が変わる)
・失敗前提で安価に作る
これでいいのかな? T型不平衡減衰器
抵抗:R1=R2=2.0kΩ, R3=56Ω。コンデンサ:C1=1μF (プラグインパワーマイク対策らしい、耐圧は 50V, 16V なんでもよさそう。1μFの理由は不明。周波数特性...不明)
最後に重要作業、ラップで巻いた上から更にアルミホイールで巻く。厚紙等の筒で覆えばそれなりに化粧できるかな。
材料: (参考までに、近場での値段)
キャノンコネクタ \190
基盤 \112
3.5ステレオプラグコード(L型) \267
1/4キンピ抵抗2.0Kオーム(5本) \ 67 (1/4W キンピ=金属皮膜抵抗)
1/4キンピ抵抗 56オーム(5本) \ 67
MUSE-ESコンデンサ50V1μF(1個) \ 48
その他、半田ごて、半田、ニッパー、カッター、ラップ、アルミホイール、定規、酒瓶の蓋(濡れたティッシュ入れて、半田クリーナー)、アルミ缶(潰して半田コテ置き)等
実は、他にも考えた組み合わせ...
-db(約) R1. R2 Ω R3 Ω ビデオ HC-V600Mに繋いだレベルメーター読み
60 2000 20 ...音が小さすぎ +3db調整
56 2000 33
55 1000 10
55 10000 1000
53 2000 47 数値的にはこれが狙いだったけど 47Ωが売り切れ
52 2000 56 ←今回の
50 20000 20000 大きすぎ -9~-13dbで可能
追記:Capacitor is not needed?
8kHz, 15kHz辺でノイズ noiseが発生してるみたい。コンデンサなしでも同じ傾向だったけど、ノイズレベルは下がっている様子。(ノイズのったり、消えたりは、インバーター付きの冷蔵庫モーターでした)
プラスティック混じりのの安価品XLRプラグ(右)から、金属製のプラグに変えて、3芯のシールド線にすることでノイズは減らせそう。まっとう価格になっていく・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。