2021年1月26日火曜日

LibreOffice Calc コマンド

Debian GNU/Linux 10 (buster)にて

・バージョン
$ libreoffice7.0 --version
LibreOffice 7.0.3.1 ...略

・ods(Open Document Spreadsheets)のファイルを開く
$ libreoffice7.0 --calc infile.ods
$ libreoffice7.0 --calc -o infile.ods
ちなみに、csv(Comma Separated Values)のファイルを開いてみると、
     $ libreoffice7.0 --calc -o infile.csv
立ち上がり時に「テキストのインポート」ウィンドウが現れて、文字コーディング、言語、初めの行、区切りオプション、フィールド、区切り文字・・・の確認[OK]後、calcが立ち上がる。

・csv ファイルを開く(上記のような確認なしに)
$ libreoffice7.0 --calc -o --infilter=ods:44,34,0 infile.csv
csvにはソフトや言語によって差異があるのであるので、--infilter=以下にコンマで区切ってオプション毎に数字を指定する。すべて書かなくてもいい。上記例ではオプション3つ。自分のPC上ではうまくいってる。
 (0) ods: ods形式に変換。
    大小文字可。(ods→csvの場合、--infilter=csv: ... infile.ods)
 (1) フィールドの区切り 44
    , コンマcomma区切りなら44と書く。タブなら9。; セミコロンsemicolonなら59。
 (2) 区切り文字 34
    " ダブルクォートなら34。' シングルクォートなら39。
 (3) 言語 0
    0はシステムの設定に依存。UTF-8なら76とする。
 
フィルター infilter のオプション説明(英)

・csv→ods にファイル変換してしまう (GUIは開かない)
$ libreoffice7.0 --calc --convert-to ods --infilter=ods:44,34,76 infile.csv
変換ファイルは、カレントディレクトリに infile.ods で出力される。--outdir output_dir で出力先ディレクトリの指定も可能。

とりあえず、ここまで。

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