普通に日本語環境をインストールしたDebian で Ctrl+Alt+F1 でルートになると、コンソール(システムコンソール)出力がが読めない(縦長の菱形文字化け &blacklozange;)。
ちなみに
# echo $LANG
ja_JP.UTF-8 ←(LC_ALLとLANGUAGEは設定なし)
# cat /etc/default/locale
# File generated by update-locale
LANG="ja_JP.UTF-8"
fbterm による対応
・読めるようにする。
fbterm パッケージをインストール。
$ sudo apt-get update; sudo apt-get install fbterm;
CTRL+ALT+F1でルートになって、
# fbterm
# ls
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↑読めるようになった。
fbterm 終了は、
# exit または Ctrl+D
表示フォントを大きくするには、# fbterm -s 16 や # fbterm --font-size=20 としてやる。
デフォルトのフォントサイズは ~/.fbtermrc に記載の font-size=12となっている。 font-size=16 などにしておけば、オプション入力は必要ない。
・書けるようにする。
uim-fep と uim-anthy のパッケージをインストールし、fbterm上で使用する。
ルートに設定ファイル .uimを作る。
例 Ctrl+space で全角 on / off
~/.uim
(define default-im-name 'anthy)
(define-key generic-on-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))
使うには、
# fbterm -- uim-fep
または
# fbterm
# uim-fep
Ctrl+spaceの on / offで、画面左下に anthy[Anあ R ] / anthy[An_ R ]と表示される。
Ctrl+spaceの on / offで、画面左下に anthy[Anあ R ] / anthy[An_ R ]と表示される。
例
# ls ドキュメント (←コンソールに'ドキュメント'と打てる)
test.txt メモ帳.txt