2018年12月26日水曜日

ルートで、コンソール出力が読めない

普通に日本語環境をインストールしたDebian で Ctrl+Alt+F1 でルートになると、コンソール(システムコンソール)出力がが読めない(縦長の菱形文字化け &blacklozange;)。


ちなみに
# echo $LANG 
ja_JP.UTF-8 ←(LC_ALLとLANGUAGEは設定なし)
# cat /etc/default/locale
#  File generated by update-locale
LANG="ja_JP.UTF-8"


fbterm による対応

・読めるようにする。

fbterm パッケージをインストール。
$ sudo apt-get update; sudo apt-get install fbterm;

CTRL+ALT+F1でルートになって、
# fbterm
# ls
ダウンロード  テンプレート  デスクトップ  ドキュメント  ビデオ   音楽  画像 公開
↑読めるようになった。

fbterm 終了は、
 # exit または Ctrl+D
表示フォントを大きくするには、# fbterm -s 16 や # fbterm --font-size=20 としてやる。
デフォルトのフォントサイズは ~/.fbtermrc に記載の font-size=12となっている。 font-size=16 などにしておけば、オプション入力は必要ない。


・書けるようにする。

uim-fepuim-anthy のパッケージをインストールし、fbterm上で使用する。

ルートに設定ファイル .uimを作る。
例 Ctrl+space で全角 on / off
~/.uim 
(define default-im-name 'anthy)
(define-key generic-on-key? '("<Control> "))
(define-key generic-off-key? '("<Control> "))

使うには、
# fbterm -- uim-fep
または
# fbterm
# uim-fep

Ctrl+spaceの on / offで、画面左下に anthy[Anあ R ] / anthy[An_ R ]と表示される。


# ls ドキュメント (←コンソールに'ドキュメント'と打てる)
test.txt  メモ帳.txt

2018年12月19日水曜日

ハードディスクは何だっけ?

パソコンにハードディスクを追加すると、どれが何だか忘れてしまう。

(Debian/GNU Linux StretchとKDEにて)

・接続ハードディスクをデバイスから調べる
$ df
/dev/sda1         19091540   8070860  10027812   45% /
...
/dev/sda4         46568848  33648720  10524788   77% /home
tmpfs               758480        24    758456    1% /run/user/1000
/dev/sdb1        97676000
...
などから、sdasdbとわかる。その後の番号はパーティションとマウントされているポイント。(マウントポイントを見るには findmnt コマンドもある)

・同じく、ハードディスクの接続は?
$ lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda      8:0    0 931.5G  0 disk
├─sda1   8:1    0  18.6G  0 part /
├─sda2   8:2    0     4G  0 part [SWAP]
 ....
sdb      8:16   0 931.5G  0 disk
└─sdb1   8:17   0 931.5G  0 part /media/...
....
などから、sdaとsdbとわかる。


・ハードディスクの型番を見る
$ sudo hdparm -i /dev/sda
/dev/sda:
 Model=WDC WD10EZRX-00A8LB0, FwRev=01.01A... SerialNo=WD-WCC...
 ...
 Western DigitalのWD10EZRXだとわかる。

 ついでに sdbは
$ sudo hdparm -i /dev/sdb
/dev/sdb:
 Model=WDC WD10EARS-00Y5B1, FwRev=80.....
...
WD10EARS だとわかる。

KDE パーティションマネージャ(パーティション編集ツール)でも デバイス名(/dev/...)や型番がわかる。

Gparted でも、表示→デバイスの表示から型番やパスがわかる。


gsmartcontrolでは、デバイス名(dev/sdb...) ハードディスク型番とS.M.A,R.T (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) からの情報が読めて、パフォーマンステストが行える(テストで、Completed without error.など表示される。)



・PCケースを開けて直接見る・・・面倒ですが確実。

* gsmartcontrol, Gparted, KDE パーティションマネージャ にしても、外付けハードディスクの型番は読み取れない様子。